大阪の外壁塗装100万円は安い?高い?

2021年05月19日(水)

業者によってこんなに違う!大阪の外壁塗装相場

外壁塗装は業者や塗料によって費用が大きく異なります。通常、坪ごとに料金が設定されていて、大阪の場合一般的な30~40坪の戸建て住宅の外壁塗装の相場は60~100万円となります。そのため、結論から言うとタイトルの100万円はかなり高い部類と言えます。

でも、同じ外壁塗装という作業なのに、なぜ40万円ほどの振れ幅があるのでしょうか?その理由に迫ります。費用相場や料金が決まる理由などを知っておくと業者選びに失敗するリスクが格段に低くなるので、ぜひ参考にしてみてください。

料金の差は何が違うの?

外壁塗装の費用は千差万別。同じ業者でも使う塗料で費用が変わります。たとえばA社ではウレタン塗料で外壁塗装を依頼すれば約50万円ですが、遮熱断熱塗料の場合は85万円近くかかり、35万円ほどの差があります。

反対に同じ塗料でも業者によって大きな違いがあります。C社でウレタン塗料を使って外壁塗装を行うと80万円かかりますが、D社の場合は40万円ほどで、2倍近くもの違いがあります。

地区 ウレタン塗装 シリコン塗装
8-12年
遮熱断熱
10-15
資格
A社 大阪市 498,000円 598,000円 848,000円
B社 東大阪市 65~75万円 1級塗装技能士
C社 松原市 70~80万円 80~90万円 建築塗装技能士
D社 大阪市 41万円 46万円 54万円 記載なし

なぜこれほどの差が出るのでしょうか?その理由を見ていきましょう。

塗料の違い

まず挙げられるのが塗料の違いです。外壁塗装の料金を左右する要素として塗料の費用が大きなウェイトを占めます。基本的に性能(耐久性や防水効果、美観、断熱・遮熱効果など)が高ければ高いほど、塗料も高価となり、施工費用も高くなる傾向があります。

ウレタン塗料

ポリウレタンを主成分とした塗料で比較的安価です。一番安い塗料はアクリル系ですが、最近では使われなくなってきたため、ウレタン塗料がもっともリーズナブルな塗料だと言えます。

塗装面は光沢がある塗膜に覆われるので美しく、ひび割れが生じやすい外壁にも使えます。ただし、紫外線に弱く、汚れが付着しやすいという難点があります。耐久年数は6~8年程度、30~40坪の一戸建て住宅を塗装した場合の費用相場は40~80万円ほどです。

近年では価格が安くても性能が高い塗料が多く市場に出回ってきたため、ウレタン塗料もアクリル系塗料と同様あまり使われなくなってきました。

シリコン塗料

現在もっともメジャーな塗料と言えます。フッ素系の塗料や無機系塗料と比較すると値段が安く、それでいてアクリル塗料やウレタン塗料よりも耐久性が高いため、コストパフォーマンスが高い外壁塗装を実現できます。

耐久年数は8年~12年程度ですが、10年以上もつ「シリコン高級」という塗料もあります。費用相場は50~90万円程度です。汚れが付着しにくく、掃除やメンテンナンスがそれほど必要ないので、手間がかからないのもメリットです。一般的な性能を求めるなら、シリコン塗料でも十分と言えます。

ただし、断熱・遮熱効果や耐久性を求められるのであれば、もうワンランク上の塗料を使われるのがおすすめです。

遮熱断熱

塗料としてはもっとも高いランクに位置します。フッ素やケイ素、セラミック、光触媒などを使ったものがあります。その名のとおり遮熱・断熱性能が高いため、暑い夏や寒い冬でも快適な室内環境を維持し、空調効率を高めることができます。また、紫外線や風雨にも強く、耐久性が高いのもメリットです。ただし、その分ウレタン塗料やシリコン塗料よりも費用がかかるのがデメリットと言えます。

主成分にもよりますが、耐久年数は12~15年以上で、費用相場は60~100万円です。

ここまで紹介した塗料の中ではもっとも高価ですが、美しい外観をキープしたい、寒さや暑さが気になるという方にはおすすめです。また、耐久性が低い塗料を使って短期間で繰り返し外壁塗装をするよりも、長持ちする遮熱断熱塗料を使ったほうがトータルで見てコストが抑えられる場合があります。

塗料についてもう少し詳しく知りたい方はこちらのページもご覧ください。
塗料を決める際の注意ポイント

※建物のコンディションや階数によって費用は変動する場合があります。業者によっては足場代などの費用が別途発生することもあるので、優良な業者であっても見積もり金額が相場と大きく乖離するケースがあります。

有資格の職人がいる業者は高くなる

職人の人件費も外壁塗装の料金の大きなウェイトを占める要素です。やはり、職人の腕が良ければ、それだけ料金も高くなる傾向があります。特に「建築業許可」を取得している業者や、「建築塗装技能士」といった資格を保有している職人が在籍している業者は高価になりがちです。

ただし、その分高いクオリティが期待できます。資格を取得するためには筆記試験と実技試験に合格しなければいけません。特に国家資格である「1級塗装技能士」は実務歴7年以上でかつ2級合格後2年を経過してようやく受験資格が与えられます。そういった条件を満たすベテランの職人でも合格率は50%程度で簡単に取得できるものではないのです。

それだけに、資格を保有する職人の知識と技術は折り紙付き。外壁の状態や素材に合わせて適切な塗料を提案してくれて、仕上がりもきれいです。価格は高くなりますが、外壁塗装の品質を重視される方、満足した仕上がりを実現されたい方にとっては、依頼する価値は十分にあります。

資格の有無は業者にとって大きなアピールポイントになりますので、資格を保有する職人が在籍しているのであればホームページに記載があります。

目的、予算に応じた業者を選ぼう

塗料や職人に左右される外壁塗装の費用。基本的に品質や性能を重視すればするほど、高価になりがちです。加えて、戸建て、アパート・ビル、マンションなど、建物の大きさによっても料金は変動します。

料金が高くなってもいいから品質が良くて耐久年数が高いものを選びたい」「ビルをまるごと塗装しなければいけないから安く済ませたい」というように、目的や予算に応じて業者を選んで相談してみましょう。

松岡塗装店にお問い合わせください

大阪で外壁塗装のことなら松岡塗装店にご相談ください。相場と乖離がない適正な料金設定で安心。それでいて1級塗装技能士の資格を持つ職人が在籍し、かつ大阪建築業許可も取得していてクオリティの高い外壁塗装を実現します。塗料も種類が豊富で、目的やご予算に応じたご提案が可能です

ご相談・お見積りは無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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