鳥居にも塗装の塗り直しが必要?鳥居の塗装について解説します

2024年05月20日(月)

赤い色が印象的な鳥居ですが、外に設置してあるため、どうしても経年で劣化してしまい、色褪せや塗装のはがれにより汚れや古さが目立つようになります。鳥居の大きさによっては地域の住民で修繕ができそうにも思えますが、同じ色の塗料をそろえるのは大変ですし、やり方によってはかえって鳥居を傷めてしまう可能性もないとは言い切れません。鳥居を塗装できれいにするだけでなく、傷んだ部分を補修して安全に設置するためにも知っておきたい鳥居の塗装について詳しくご紹介します。

鳥居も塗装の塗り直しが必要

鳥居といえば神社の入り口にあるのがおなじみですが、実はビルの屋上などにも設置されているということをご存じでしょうか。鳥居は神聖な場所と外の世界を遮断する役目を持っていますが、昔と比べて高い建物が増えてしまった地域では、神様のいる場所より高い場所にいるのは失礼だという考えから屋上に神社を移しているところが多くあります。

ただ、どの場所でも、鳥居は外に置かれているため風雨にさらされて傷みます。特にビルの屋上に設置されている場合はさえぎるものがない分、傷みの進行も早くなりがちです

最近では塗装の劣化だけではなく、地震などの自然災害で鳥居が倒壊する危険性も指摘されるようになってきています。定期的な塗装の塗り替えも必要ですが、見た目だけでは分からない内部の劣化も点検しておくことが大切なのです。業界でもトップクラスの技術を持つ職人が在籍する松岡塗装店では鳥居の塗り直しも行っています。

鳥居の塗装の流れを紹介

鳥居の塗装は、見た目に加えて防災の意味でも必要であることがお分かりいただけたかと思います。ただ、鳥居の塗装は一般的な壁の塗装とは異なった手順を踏んで実施する必要があります。そこで、ここではどういった流れで塗装を行うのか詳しくご説明していきましょう。

工程1 鳥居の塗膜を外す

鳥居の塗り替えの前にまず行うのが塗膜を取る「ケレン作業」です。ケレンとは建築用語で、塗装の下地をきれいにすることをいいます。塗装がはがれた状態では塗料が密着しないため意味がありません。汚れやさびを落とし、表面をなめらかにする必要があります

また鳥居の素材によっては下地の状態を確認し修繕する必要があります。特に素材が木の鳥居の場合、腐食やシロアリ被害に合っていないかどうかチェックをしておかないと転倒の危険性があるため、剥離剤を使うなどして塗膜をはがす作業が大切なのです。

工程2 木材の補強・下地塗り

剥離剤を使って残った塗料をはがし、汚れを落とした後に行うのが鳥居の補強と下地の補修作業です。下地は一見きれいに見えても、経年で割れが発生していたり腐食して穴が空いていたりします。雨が入り込むと木自体が脆くなってしまうため、塗りなおす前に雨水が入り込まないようアルミテープを使って浸水を防止する作業も必要です。腐食した部分にはパテを使って形成し、なめらかな表面になるよう下地を整えて塗装の下準備が完成します。

工程3 塗り直し

下地を整えたら塗り直しを行います。ここで下地に先に白色を塗ります。木材にそのまま色を塗ってしまうと、色が沈んで見えてしまいます。そこで白色を下に塗ってから目的の色を塗るという作業が必要なのです。

鳥居に使われる鮮やかな朱色、また蛍光色を塗る際にも下地に白色を塗るときれいに仕上がります。メインとなる朱色ですが、松岡塗装店ではお客様の要望に合わせて色味を調整しご提案しています。均一に塗る作業や塗り分けには技術が必要ですので、実績のある業者に依頼しましょう。

実際に弊社で行った鳥居塗装についてはこちらのブログで紹介しています。

鳥居の塗装は松岡塗装店へお任せください!

鳥居の塗装は、単にきれいに仕上げればいいというわけではなく、塗り直しのタイミングで補修も必要なため簡単ではありません。また鮮やかな鳥居の朱色を均一に塗るためには経験と技術も必要です。鳥居の塗り替えをお考えなら、ぜひ一度松岡塗装店にご相談ください。様々な鳥居の塗り替えの実績に加え、塗装の知識と技術が豊富な職人がご要望をお伺いします。鳥居はできれば5~6年ごとに塗り替えが必要ですが、どこに依頼すればいいのか分からないといったことからそのままにされているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

松岡塗装店なら鳥居の状態を確認し、今後のことも考えた提案をさせていただきます。また鳥居だけでなく、塗装に関することなら様々なものについても対応可能です。「塗装をしたいけれどお願いできるか分からない」といったものでもぜひお気軽にお尋ねください。特殊な塗装にも対応しておりますので、安心して松岡塗装店にお任せください!

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