シャッターの塗装はDIYできる？業者に依頼するメリットを解説

シャッターは塗料によって形成された塗膜が劣化してしまうため、定期的な再塗装が必要となります。
もしそのまま放置しておくとサビが発生して動きが悪くなったり破損につながってしまったりします。
概ね5～10年ごとに塗り替えられることをおすすめします。

塗り替えのタイミングとしてまず挙げられるのはシャッターの塗装が色褪せてきた場合です。
見た目も悪くなってしまうのに加え、塗膜も相当劣化が進んでいる状態なので、早めに塗り替えを検討しましょう。

シャッターが錆びている場合も塗り替えのタイミングです。
ここまで来るとすでに塗膜がシャッターを保護できていないくらいにまで劣化している状態なので、早急な再塗装が必要となります。

他にも落書きをされてしまった場合も塗り替えが必要となります。
見た目が悪いのはもちろんですが、落書きを放置しておくとどんどんエスカレートし、別のトラブルに発展するおそれもあります。
特に店舗や賃貸物件などのシャッターに落書きをされた場合はご商売へ悪影響を及ぼしかねないため、早めに対応しましょう。

シャッターの塗替えはご自身でもしようと思えばできないことはありません。
実際にDIYで塗り替えをされる方もいらっしゃいます。

しかし、やはりシャッターの塗替えは塗装のプロに任せたほうが安心です。
ここからはシャッターの塗り替えをDIYで行う難しさと、塗装業者に任せるメリットについて解説します。

シャッターの塗装は非常に難しいです。
特に多く普及している巻き上げ式シャッターは表面が平らではないため、きれいに仕上げるには相当な技術力が必要となります。

うまく塗装をしないとシャッターボックスに巻き上げる際に異音がしたり、塗装前よりもかえって見た目が悪くなってしまったりする場合もあります。

可動部は塗膜が薄すぎるとすぐに塗料が剥がれてしまったり錆びてしまったり、反対に塗膜が厚すぎると動きが悪くなってしまいます。
ちょうどいい厚みで塗装するのは職人の技が光る部分なのです。

また、DIYでシャッター塗装に失敗して不具合が発生してしまった場合、修理費や再塗装費がかかりかえって高くつくおそれもあります。
技術力が高いプロに任せれば、シャッターが正常に動いてかつきれいに仕上げてくれるので安心です。

塗装業者に依頼した場合、DIYで使用されるような市販品とは異なる塗料を使用します。
シャッターの状態や素材、構造などを見極めて適切な塗料を選ぶため、DIYで塗り変えた場合よりもきれいな状態が長持ちします。

また、工程についても大きく異なります。
ただシャッターに塗料を塗るだけでは見た目は一時的に良くなっても十分な性能は得られません。
たとえば弊社では錆止めをして下地処理を行い、さらに上塗りを2回行います。
下地処理を丁寧に行うことで、シャッターと塗料がしっかりと密着し、美しい仕上がりはもちろん塗膜も長持ちするのです。

シャッターの再塗装は大きさや形状、サビの度合いなどによって必要な工程や適した塗料が異なるため、一概に「●円かかります」と言い表すのは難しいですが、シンプルな家庭用の巻き上げ式シャッターの場合は5万円～が目安です。
松岡塗装店では、現地調査でシャッターの仕様や状態を確認させていただいた後にお見積りをご提示しております。

形状や状態などで高額になることもあれば安くなることもありますので、現地調査とお見積りをご依頼されることをおすすめします。