大阪の屋根塗装相場のリアル、知らなきゃ損⁉

屋根塗装の料金の中でも大きな割合を占めるのが塗料代です。もちろん、塗装する面積が広ければ広いほど多くの塗料が必要となるので、料金が高くなります。

しかし、屋根塗装を行うためには他にもさまざまな経費が必要です。塗装をする職人の人件費はもちろん、作業を行うために組む足場、塗装前に行う高圧洗浄、屋根以外の場所に塗料が付着するのを防ぐ養生、現場管理や廃材処理など、実にさまざまな部分でコストがかかります。

これらの費用をすべてコミコミで「屋根塗装料金」として提示している業者もあれば、塗料代や人件費のみを基本料金に含めて足場代は別で見積もるなど、業者によって対応はまちまちです。

提示された料金に何がいくら含まれているのか？何が含まれていないのか？内訳を把握しておくことが重要です。その上で、トータルでいくらかかるのか？を確認しましょう。

もし外壁塗装も行う予定でしたら、それぞれの作業を別にするのではなく、同じ業者で同じタイミングで行ったほうがお得です。屋根塗装であれ外壁塗装であれ、建物の周囲に足場を組む必要があります。それぞれを別のタイミング・別の業者で行うと、その都度足場の組み立てと解体を行わなければならず、足場代も2回かかることになります。

同時に行うとその時に請求される費用は高くなりますが、トータルで見ると出費を安く抑えられるケースが多いです。

屋根塗装も外壁塗装も定期的に必要なメンテナンスとなります。いずれ行わなければならないものなので、いっぺんに済ませてしまったほうがお得だし、手間もかかりません。

可能な限り複数の業者に見積もりを取ってみましょう。競合と相見積もりになっていると、「仕事をなんとしてでも取りたい」「競合に負けたくない」という心理が業者の担当者に働き、安くしてくれる場合があります。また、「●●（競合）と迷っている」と言ってみることで、値引きに応じてくれる可能性もあります。ただし、相見積もりをしたからといって必ず安くなるわけではないので注意してください。

また、相場観を知るという点でも非常に有効です。冒頭で大阪での屋根塗装の相場をお伝えしましたが、塗装面積や屋根のコンディションなどによって費用は変わってきます。一社だけ見積もりをしてもらっても、その料金が高いのか安いのかがわかりません。複数社に見積もりを出してもらうことで、ご自身のお家に合ったリアルな相場がわかるようになります。

屋根塗装はハウスメーカーや工務店などでも対応してくれます。しかし、彼らは自分たちで施工を行うわけではありません。多くの場合、下請けの塗装業者に発注して現場で塗装作業をしてもらうのです。間にハウスメーカーや工務店が入ることで中間マージンが発生し、その分支払う料金が高くなってしまいます。同じ屋根塗装という作業を依頼しているのに、20～30％もの費用が余分にかかってしまうというケースも少なくありません。

自社で施工を行っている塗装専門業者に直接依頼すれば中間マージンは発生しません。依頼する窓口担当者と現場の作業者が同じ会社にいるので、コミュニケーションもスムーズで、要望通りの仕上がりになりやすいというメリットもあります。

ぜひ、以上のようなポイントを押さえて、お得に屋根塗装をしましょう。